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椎菌(シイタケ菌糸体/LEM)

LEM(シイタケ菌糸培養培地抽出物)とは

シイタケ菌糸体

シイタケは、通常私たちが目にするのは笠(子実体)の部分ですが、その元は絹糸状の菌糸という細胞からなっています。子実体は植物でいえば花の部分にあたり、菌糸は根の部分にあたります。菌糸はシイタケの発芽にかかせないエネルギーと栄養をたっぷり含んでいます。

「LEM」はこの菌糸を培養した固形培地か抽出されたもので、シイタケの学名 Lentinus edodes(レンチナス・エドデス)と培養培地 Medium(メディウム)の頭文字を取って、「LEM」(レム=シイタケ菌糸培養培地抽出物)と呼ばれています。

LEM 椎菌の主成分


LEM 椎菌の特長的な成分は、シイタケ菌糸を固体の培養基で長い時間かけて培養することにより初めて生産されてくるものです。
短期間に強制的に促成培養される液体培養では決して得ることのできない水溶性リグニンと特殊な多糖/アラビノキシログリカンと蛋白質が結合した高分子状の有機化合物であり、菌糸自らが生産する百種類以上の酵素の連続した反応によって初めて得られた成分です。

LEM 椎菌の主成分

LEMは、シイタケ菌糸体(微生物)の働きを利用して作られる有用な物質ということから、いうなれば発酵食品のカテゴリーに属すことで、一般のキノコ(ベータ1、3-グルカン)を用いた健康補助食品とは一線を画とするところです。
なぜなら、LEMは培地由来と考えられる「溶性リグニン」や、五単糖/アラビノース、キシロースを主成分とする特殊な多糖を多く含むからです。

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LEM 椎菌の製造工程と培養基の素材「バガス」

まず、サトウキビの砂糖をしっばた残りの繊維成分(バガスという)に、米ヌカをまぜた固形培地にシイタケ菌を接種して約4ヵ月培養します。国内の製糖会社と契約して、特別に調整された「バガス」を使用しています。この培地には遺伝子組み換え原料はいっさい入っておらず、自然に近い形でじっくりと培養するのです。

菌糸が成長し、培地全体が白い菌糸でおおわれてきたら、キノコのもとが作られる前の段階で培養基ごと粉砕し、加温処理します。これを抽出タンクに入れて、エキスを抽出します。「LEM」は液体のタンク培養による菌糸の促成培養物は違って、長期間じっくりと培養し、さまざまな工程を経て抽出されるのです。

LEM製造工程

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「LEM 椎菌」の成分の特徴

「LEM 椎菌」には。シイタケ菌糸培養培地の特殊成分である多糖類、水溶性リグニンをはじめ、必須アミノ酸、タンパク質、各種ビタミン、ミネラル類などが含まれています。

「LEM 椎菌」は、シイタケ菌糸に含まれる酵素がシイタケ菌糸と「バガス」からなる固体培地を分解、消化して抽出されるものです。ですから、セルロースやヘミセルロースなどの多糖類やリグニンが部分的に分解され、分子量は小さくなっています。特にリグニンは酵素分化され水溶化しています。

固体培養とは?

LEM、バガスに米糠を混ぜて作った固形の培養基による培養が特長です。
植物の細胞壁は、セルロースやヘミセルロース、リグニンなどの高分子の有機化合物で作られています。固体培養方法は、培養基の原料、質、大きさ、形、種苗の活性、培養室の条件、培養時間などの諸条件について長年かけて研究した結果です。

LEM 椎菌の安全性

LEM 椎菌の安全性

LEM 椎菌の製造に用いられる担子菌は昔から食用とされてきた「椎茸」を利用したものですので、ご安心ください。
また、LEMの安全性は公的機関での各種安全性試験(毒性試験、変異原性試験など)の結果からも、確認されており、砂糖よりも安全との結果がでています。

LEM 椎菌の信頼・安全・実績

LEM 椎菌の信頼・安全・実績

培養から製品にいたるまで、徹底した製造、品質管理のもとにお届けしております。

LEMは、野田食菌工業(株)の商標登録です。類似のマークを使用した商品には、ご注意ください。

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LEM椎菌についてのQ&A

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